住宅ローンの利用が無ければ所有権移転登記は自分で出来る!
最近家を建てる事を視野に入れ始めた。
お金も無いので怖々物事を進めているのだが、
土地購入や建築する際に必要な書類や流れを軽く調べていた。
土地を買い付け申し込みして、住宅ローンの審査をしてもらい、契約、
お金を払って引渡しという流れ。
ふと調べているうちに登記というものは原則自分で行うべきものだと知った。
原則自分で。
自分で!?
色んなメーカーの見積書などをみていると当たり前のように
登記費用と見積もりが組まれている。
登記は専門の業者が行わなければならないものなのだとずっと思っていた。
それが自分で出来るとは。
自分で登記をすることによって、登記費用を払わずに済む。
ちなみに、私の持っている見積もりの中には所有権移転登記は15万と記載されている。
15万である。
大学初任給の額だ。
結構な値段だ。
なるべく抑えたい。
土地を購入時の所有権移転登記に必要な書類
そこで自分で登記をする際に必要な書類を調べてみた。
①登記申請書
②登記識別情報
③印鑑証明書
④住民票
⑤固定資産評価証明書
の5つだけである。
どこで書類をそろえることが出来るか
③④はマイナンバーカードを持っている人ならコンビニでもそろえることが出来る。
①の登記申請書も法務局ホームページで手に入る。
②もオンライン上で請求することが出来る。
⑤は不動産を管轄している市民税課で申請できるとのこと。
自分が思った以上にそろえるのは楽そうだ。
コレだけでいいのなら俄然やる気が出てきた。
抵当権設定登記
意欲満々でさらに住宅ローンを使ったときの抵当権設定登記についても
自分で登記できるのか調べてみた。
が、ここで衝撃の文を見つける。
住宅ローンを出す銀行がこの抵当権設定登記を自分で行うことを
認めない場合が多いとのこと。
ええ!?原則自分で行うものなんじゃないのー!?
やる気が出てきたのに何でよ!
やる気をそがれて少し憤慨していたのだが、
どうも素人が登記をすると時間がかかり、
銀行がすぐに住宅ローンを出せない状況になるため、
司法書士に頼むのが一般的になっているとのこと。
銀行も、売主も得しないことになるのだ。
もちろん自分も土地が手に入るのが遅くなる
えー結局。
効率を求める現代においては司法書士の力が
銀行にとっても必要なんだ。くっそー
まとめ
住宅ローンを利用せずキャッシュで購入する方、親から譲り受けた場合は
登記は自分で行ったほうがお得だ。無駄な出費を減らすことが出来、
その分ほかの部分にお金を回すことが出来る。
住宅ローン使う人は…残念。私と一緒に泣きましょう。