見切り発車でいこう

何事にも悲観的、やる気が無い、中途半端な専業主婦の私が成長をするためのブログ

感情をコントロールする術をみに付けなければ。

自分は高校生あたりのときは芸能人にまったく興味がわかず、

ドラマをみていても

この人はあの役をやった人だなぐらいの認識で、

本人が誰と交際したとか、結婚したとかまったく気になっていませんでした。

 多分芸能人なんて天上人で同じ人間だと思ってなかったのだと思います。

あとは人間に興味が無かったのです。

 

しかし、大人になるにつれ、

結婚が自分に身近になると芸能人の不倫を許せない感情が強くなってきました。

 

配偶者を馬鹿にしている。相手の気持ちを考えないものか。

大人なんだからせめて契約を破棄してから次に進めよ。

許せない。

 

まるで自分がやられたかのように感じ憤慨していました。

同世代の不倫だと友人に対してもそういう感情を爆発させていて、

かなり引かれていた記憶があります。

急に感情的な言葉を発言したのでびっくりしたのだろうと思っていました。

もちろん、そのニュースを一緒に見ていた夫にもその感情を伝えていました。

 

しかし、ある日ツイッターでとあるインフルエンサーの人が

「自分の妻がニュースをみて文句を言う人じゃなくてよかった」

といっているのをみたのです。

 

結構好きな考えを持っているインフルエンサーの方でしたので

グラグラと動揺しました。

「?なぜだろう。悪いことをしている人に文句を言うのは当たり前だろう。」

その考え方が全然理解できなかったので

ここだけが相容れないことにショックを受けました。

こういったことに文句を言わず、何もいわないことでなあなあな社会になり、

結婚の意味が無くなっていくんだ!という気持ちでさえいたので、

理想的なコミュニティを時々つぶやいていたこの方への尊敬が崩れました。

 

とうじはモンモンとしていたのですが、

しかし、ふと騒動が去った今、考えていると

他者の不倫なんて、自分にはそこまで関係することではないと冷静になりました。

不倫に文句を言ったとしても言わなかったとしても、

社会に広く浸透するわけではない。

友人や夫に言ったところで何もかわりはしないのだと。

そして、不倫をした人の何も知らないのに、

人格否定を行っている自分に気づいたのです。

 

周りの空気に流されてコレくらい言ってもいいだろうと。

正義を振りかざして文句を言っているだけ。

おもいっきりネットを炎上させる人間と同じではないか。

 

炎上させている人間を暇な人間もいるもんだと考えていたのですが、

自分がそうなっていた。

 

怖いな。と。加害者にはいつでもなれるのだと。

気をつけているのにヒョイッと加害者側に回ってしまう。

 

被害者になる可能性ばかり考えていたのですが、

それ以上に加害者に簡単になってしまう。

感情に振り回されて、相手を攻撃してしまう。

危険なことだと思う。

 

ネットだけではなく、現実生活でも

自分の感情をすぐに吐き出すのではなく、冷静に見直して分析して、

発言するべきなのだと思った。